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”ヤミ”天下りの実態
<天下り>236人に 年収800万円以上「隠れ」は62人 2009年12月25日 22時31分
Excite エキサイト : 社会ニュース(リンク http://www.excite.co.jp/News/society/20091225/20091226M40.090.html) [毎日jp] 年収1000万円以上 隠れ天下りが24人もいた!! (ゲンダイネット) http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_parachuting2__20091229_2/story/29gendainet02044130/ Infoseekニュース
「天下り」という後ろ暗い行為にも、所謂”ヤミ”手法が存在するというわけだ。 恐れ入るしかない。 しかし、これでも、氷山の一角なのだろうな。 ※現に、年収は推測の域を出ないし、彼らの世界では「接待」や「おひねり」は生活する上で欠くことができないファクターである。。 一生食うには困らん位の金はもっていそうだし、なんだか名前だけで生活弱者や底辺生活者はひれ伏してしまいそうな偉い肩書きがならんでいるのだが・・・。 おどろいたことに、国税庁の長官や警察学校の校長とか、元「会計検査院」という御仁もいるから、この国の老害たちのモラルがどの程度なのかは推して知るべしだ。 長妻厚労相が、ほんの取るに足らない(※年金問題を生み出したお歴々にはまったく関係がない)一握りの不良公務員を解雇したところで、実情はこんなものだ。 あれこれ、裏技を駆使して、結局こういう輩は生き残る。おそらく、収入は可視化できたごく一部であろうし、そのコネからもっと懐を肥やす手管は残しているのであろう。 そして、こういったリストに現れない、お利口さんな”ステルス”天下り官僚も大勢いるに違いない(否定できるならしてみると良い。統計上存在しない蓋然性はきわめて低いはずである)。 つまり、「天下り禁止」なんてことをいう政治家は、最初から国民の人気稼ぎのパフォーマンスを狙っているだけなのだ。 これは(天下りの廃止をマニフェストに謳って政権を獲った)民主党の政治家だけを指しているのではない。いまや虫の息となった自民党の連中も年中行事のように同じ繰言をほざいていたのだ。 そのうち、あの”事業仕分け”ショーも、実際にはなんの効力も持たなかったことが、明らかになっていくに違いない。 名目をすり替えたり、変な因習をたてに、そうした干渉を逃れる手段というのは、連中の十八番(おはこ)なのである(これは今現在でも堂々と行われている)。 そうして、どんな手を使っても、役人どもの権益を潰すことができないという事実に国民は疲弊していく。 何のことはない。 彼らは国民の金で生きていきながら、国民を死に追いやる不死の怪物なのである。 --- 例年話題になる派遣村のニュースとこのニュースを並べてみると、そのコントラストには実に暗然とさせられる。 石油利権のために戦争を起こし、破壊したライフラインの復興に自国の土木業者に入札させる米国と、結果的に百万人近い民間人が爆撃によって死亡したイラク。 軍政が公然と民族浄化を行い、貧困者層から少年兵を収奪するソマリアや、ミャンマーのような”地獄”もある。 ※彼らの使う強力な武器は、多くが国連常任理事国の中から輸出されたものである(無論、”ナタ”は彼らの市場でも売っているが)。 そして、たいていの国がこれらの国に関わるのに何の得もないとほったらかしにしている状況は、上に挙げた例と同種の性質を持っているように思う。 これらの事例に比べれば、この記事の話題など「まだまだマシ」と思うかも知れない。 だが、そこに潜む精神性は、紛れもなく同相のものである。
by Tibbets_EnolaGay
| 2009-12-29 11:20
| 世俗的なこと
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