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偏見に満ちた日々の雑感・・・とHR/HMや映画のレビュー
by Tibbets_EnolaGay
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”人間のクズ”を育てる学校
<中学生焼身自殺>「昨年秋にいじめ」中学教頭証言 名古屋  2009年8月24日 13時39分 ( 2009年8月24日 14時01分更新 )
Excite エキサイト : 社会ニュース
[毎日jp]
<中学生焼身自殺>「昨年秋にいじめ」中学教頭証言 名古屋
 名古屋市守山区の路上で21日未明、市立中学3年の男子生徒(14)が灯油をかぶって焼身自殺した問題で、生徒が通う中学校の教頭が24日、毎日新聞などの取材に「昨秋、生徒が同級生からいじめに遭った」と明かした。

 教頭によると、昨年11月ごろ、生徒の保護者から「同級生からいじめに遭っているようだ」と相談があった。担任教諭らが生徒に聞き取りしたところ、同9月ごろから、同級生7人に皮膚病の持病をからかわれたり、登下校時にかばんを引っ張られるなどしたという。教諭が同級生に指導、同級生は生徒に謝罪し、その後いじめは確認されなくなったという。

 同校は生徒の自殺について同級生らから改めて聞き取り調査し、いじめとの関連がなかったかどうか、詳しい原因究明を進める。

 同校はこの日、集団登校日で生徒約500人が登校。校長が体育館で全校生徒に生徒の死亡を説明し、「命を大切にしてほしい」と話した。【加藤潔】


焼身自殺した中学生は、アトピーで悩んでおり、いじめはそれ原因に周囲の人間(もどき)が行っていたという。

”日本人”は、子供の頃から”日本人”なのである。

病気を同情や支援の対象ではなく、自己の優越感やサディズムを満足させる格好の材料程度にしか思わないのである。

殊更、「生命の尊さ」を説いても一生身にしみることなどないだろうに。

---

原爆症患者への様々な差別や、ハンセン病患者の強制隔離などを運営したのはいい大人だったが、この事例ではその主役は中学生だ。

原爆投下後の広島や長崎に訪れて、医療支援などそっちのけで、被害者の姿や街の破壊のさまを映像や写真で記録することに終始した米軍関係者は良く知られているが、原爆の惨禍を生き残った人々も被爆者というだけで差別を受け、結婚や社会生活において冷遇されることも多かった。

比較的最近実態が明らかになった、ハンセン病の強制収容所でも、患者に違法に不妊手術を行ったり(※これは米国などで民族純化施策として行われていたものと同じだ)、生まれた胎児をホルマリン漬けの標本にしたという鬼畜の所業の跡を我々は見ることができる。
その多くが、国や社会組織が看過したというより、積極的に行った施策の結果である。
人間以下の行為を行ってきた連中の子供や孫の世代が、同じ事をしないほうが、不自然ではある。
※比較する対象が大げさであると感じる向きには、民族的・身体的な優位を動機とした、その行為の根元にある精神性には大差がないことを強調しておく(トポロジー的には同相で、現象としての現れ方が大きいというだけだ)。

話を戻して、この記事でいじめを行ったとされる中学生について。

こういう人間が大人になって、どんな社会が生まれるか、その時代の人々にどんな残酷なことを行うか、あまり楽観的になることは出来ない。

というのも、すでに先にあげたような例で、その姿を見ていると思われるからである。

薬害肝炎訴訟で、和解を自らの任期中に行うことを回避しようと必死に責任のなすりあいをした連中も、被爆者や法定公害病患者の認定をできるだけ先延ばししようとする官僚も、間違いなく同じ精神性を持っていたのだ。

そこには、究極の利己思想と、人間性に対する最大限の侮蔑がある。

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個人的には、いいおっさんが、アトピーの持病を持つ人を「梅毒」などと口汚く罵っている姿を見てぞっとしたことがある。

そのおっさんが、「汚い」だのと大声でわめきたてる姿は、完全な異常者にしか見えなかったが、その精神性は日本人ならではの醜さから来るもので、恐らく年齢は関係あるまい。

人の苦しみなど、お構いなし。むしろそれを心から楽しむヒトデナシこそ、この時代の最大の構成要素なのである。
by Tibbets_EnolaGay | 2009-08-24 22:32 | 世俗的なこと
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