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本を読んで勉強すべきは、あなたたちでは?
文科省、学校図書館を充実 もっと本をと1000億円 [ 02月10日 17時09分 ]
Excite エキサイト : 社会ニュース 共同通信 なんだか、この政権や省庁のやることは、あまりに短絡であきれ返ることが多いがこれの内容もひどいものだ。 活字に馴染ませようと図書館を立派にしても、それを読む興味と、読解力がなければただの紙くずである。 どうも目指す方向と、方法論が一致していないというか、明後日の方向に走っているというか。 これも、安倍首相のいう教育改革とやらの一環なのだろうか? 文科相を含め、首相ご自身も教育に関する理論や実践に関してなんら知識もない素人にしか見えないのだが。 ※散々海外に公費で出張しているのであれば、もっと効果的な教育に関して知識を得ていてもおかしくないのだが・・・。いまだ、日本の教育システムが世界に並ぶものがないほど優れたものだと、かなり恥ずかしい勘違いをされているのだろうか。 ちなみに、義務教育というのは、17世紀にプロイセン政府が社会心理学者:ヴィルヘルム・ブントに働きかけて考案させた、人心をコントロールするための手法に過ぎないそうだ。(アル・ハイデル&ジョン・ダーク『トンデモ陰謀大全(THE NEW CONSPIRACY READER)』[邦訳:成甲書房刊]より) その目的は本来、戦場でためらわずに人を殺せる人間を作るための心理制御・軍事的感化にあったという。 当然、それは年齢の低い時点からはじめたほうが効率がいいということで、対象の被験者は子供に落ち着く。 義務教育は、戦場に送られる兵士だけではなく、社会的権威者に従う従順な人間を作る方法にも適用され、それまでの自主教育(すなわち権威に反する自立的な精神活動のよりどころとなる)の方法論を駆逐し、今日に至っている。 そして、先にあげた『トンデモ陰謀大全』によれば、1991年の「ニューヨーク州最優秀教師」に選ばれたジョン・テイラー・ガットという人物が、『バカをつくる学校(Dumbing Us Down)』という著作で、現代の義務教育が、真に子供の能力を伸ばすものではなく、経済的・社会的な支配の下に順応するための条件付けを行う仕掛けに過ぎないという意味のことを自嘲的に述べている。 ※自発的な"学び"が促進されれば、子供は12年間もかけて義務教育を受けるまでもなく、必要な知識や学力を身につけることができるという。 すでにぼろぼろに錆び付いた学校教育とやらを、無目的に弄り回すよりも、もっと効果的な教育方法があるということは、海外ではいろいろな研究家が模索しているようだ。 省みて、日本では・・・。 「活字離れが懸念されるので、本をたくさん買って与えてやろう」 これでは、だれが本当に馬鹿かを自分で喧伝しているようなものだ。
by Tibbets_EnolaGay
| 2007-02-10 19:39
| 世俗的なこと
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