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by Tibbets_EnolaGay
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中国食品が禁輸されない不思議
<メラミン>冷凍たこ焼きから検出 住金物産、中国で製造 2008年10月7日 22時58分
Excite エキサイト : 社会ニュース

[毎日jp]
<メラミン>冷凍たこ焼きから検出 住金物産、中国で製造

 住金物産(大阪市)は7日、中国から輸入した「冷凍たこ焼き」から化学物質「メラミン」が0.7~1.1ppm検出されたと発表した。健康被害の報告はないが、自主回収する。

 中国の福清龍威水産食品有限公司(福建省)が製造。業務用の総菜商品として住金物産がこの1年間に447.3トン輸入し、子会社を通じて冷凍食品会社のケーオー産業(愛媛県今治市)に販売した。その後、問屋を通じて関東、甲信越、東北、北海道のスーパーなどに出荷されたという。月間出荷量は2000~3000ケース(1ケース200個入り)で、スーパーの店内で調理され、総菜として一般の消費者に販売されていた。問い合わせは、ケーオー産業マーケティング部0898・25・3431。【田畑悦郎】

他にも、粒あんから”トルエン”が検出されたという報道もあった。

いちいち、消費者が不調を訴えたものを調査してから「xxが検出された」ではなく、米国のようにさっさと全面禁輸すればよさそうなものだが。

日本はこうした企業が日々セコセコと金を稼ぐのを、国民の生命や健康よりも優先するお国柄のようで、本当に本末転倒の国である。

また、食品企業のほうも、事前に原材料が怪しければ内部で調査をすればよさそうなものを、消費者からクレームが上がらなければそのまま放って置くという姿勢は、まさに金だけ稼げを消費者から巻き上げればいいという事業とは到底異なるレベルの活動である。

この件も、「健康被害の報告は上がっていない」(だから対策を採らなかった)としているが、それではこれだけ中国食品が危険だと分かっている情況で、自社の製品がどうかということをチラとも考えることがないだろうか(もうこの手の釈明は聞き飽きた感がある)。
知っていて、波風立てないよう黙っていたという日本人特有の小ずるい精神が根元にあるのではないか。

なぜか日本では、こういう連中が平気な顔をして堂々と経営者とか生産者として罷り通っている。
こんなものが生産業として許可される国がまともなのだろうか?
※あの不二家も、工場でも使用期限切れ原料の使用からなにも無かったように復活してしまった。ISO認定を受けていたのに、製造に関するマニュアルすらなかった企業が、今では平気で商品のTV-CMを打っている。

中国製品の無茶苦茶(※これはもう折込済みとするしかない)を嗤う前に、日本の食品生産業の”なんでもあり”ぶりを非難するべきであろう。

---
高校時代以降、化学を専攻しなかった自分として、毎日報じられる薬品の名前がすべて聞きなれないもので、(皮肉なことだが)勉強にはなっている。

その分恐ろしく感じ部分はあるのだが・・・。
by Tibbets_EnolaGay | 2008-10-08 00:26 | 悪徳企業の傾向と対策
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