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偏見に満ちた日々の雑感・・・とHR/HMや映画のレビュー
by Tibbets_EnolaGay
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缶ジュースにもICタグがいるのかも
清涼飲料57万本を回収へ 日本コカ、鉄粉混入で [ 05月01日 23時10分 ]
Excite エキサイト : 社会ニュース
共同通信

 日本コカ・コーラグループは1日、滋賀工場(滋賀県・愛荘町)で製造したペットボトルの6種類の清涼飲料水に鉄粉が混入したため、約57万本を自主回収すると発表した。同社は飲んでも、人体に害はないとしている。
 回収対象は「アクエリアス」(2リットル)、「クーとってもオレンジ」(500ミリリットル)、「コカ・コーラ」(1・5リットル)、「ダイエットコカ・コーラ」(同)、「ファンタオレンジ」(同)、「ファンタグレープ」(同)。3月26日から30日にかけて製造されて、2府11県で販売された。

「2府一県」ということは北海道と、東京は大丈夫ということか。
滋賀県ということは関西圏以西に出荷されたものと想像されるが。

こういう不祥事につきものなのだが、企業の謝罪の後のステートメントには謝罪の姿勢をひっくり返すような表現がいつも気になる。
確認もしていないのになぜ「安全」と言い切れるのか不可思議である。
危険と考えるから大金をかけて回収をするのだろうに。

鉄粉が体内に入れば、子供でなくても消化器に吸着したり胃壁や腸内にとどまって溶け出す可能性もあるし、鉄粉に含まれる金属がどんなものであれ、溶け出してなんらかの影響がでると考えるほうが自然である。
そもそも、どんな成分が何パーセント含まれた合金なのかも発表されていないし(鉛や塗料などの化学物質が全く含まれていないと確認したわけでもあるまい)、57万本の回収が終わって中身を確認しなければどのくらいの割合で鉄粉が含まれていたのか不明であるし、どんな形状の、どのくらいの大きさのものが混入したのか確認作業を行わなければ体に全く影響を与えずに体外に排出されると断言はできないはずである。
もともと、消費者の為にであってもそんな労力もかけるつもりもないのだろうが・・・。

こんな根拠のない発表をおこなってお茶を濁すのは、企業価値を不当に保全するための風評の流布にあたるのではないか。
経済産業省は、こんな不確かなコメントを軽々しくする企業に厳しく当たるべきではないのか。

私自身も幾つか飲んでしまった商品もあったが、一応企業側の発表を信じれば商品が発売された地域と外れているので、大丈夫と言い聞かせるしかない。

牛肉や魚、野菜などの流通では産地をICタグで確認できるような仕組みの構築が進んでいるが、この状況では自動販売機やペットボトルに「○○県○○工場産」とICタグでもつけてもらう必要があるのかもしれない。
不良品を生産した工場や地域などで危険な加工品は避けるよう、消費者の自己責任で管理することになるのだろうか。

関東地方の某県で地中に埋まった砒素塊により、地下水が汚染された事件もあった。
当然その地域で、地下水を飲んだ住民に被害も出たし、生産された米や農作物には気をつける必要もあるだろう。

下の画像は、数年前にどこかの省庁が発表した汚染地下水の分布の調査結果である。(堀江メール」のような捏造のトンでも文書ではないので、一応アップしておく)
※旧陸軍の廃棄したと思われる砒素塊が埋まっている可能性のある地域(!)の地図もどこかで入手したのだが紛失してしまったので、見つかればアップすることにする。(堀江メール」のような捏造のトンでも文書ではないので、一応アップしておく)
缶ジュースにもICタグがいるのかも_f0072284_1982617.gif

<平成15年度地下水汚染マップ-
平成16年12月に行われた環境省環境管理局水環境部による報道発表より抜粋>

  ※参考までに出所のアドレスを記載しておく。直接リンクはNGらしいのでアドレスだけ。
 ○平成15年度地下水質測定結果
   http://www.env.go.jp/water/chikasui/hokoku_h15/index.html
 ○平成15年度地下水汚染マップ(環境基準26項目)(上記のイメージの実物PDFファイル)
   http://www.env.go.jp/water/chikasui/hokoku_h15/z02.pdf
 ○環境省の地下水質測定結果
   http://www.env.go.jp/water/chikasui/index.html
by Tibbets_EnolaGay | 2006-05-02 03:51 | 世俗的なこと
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