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偏見に満ちた日々の雑感・・・とHR/HMや映画のレビュー
by Tibbets_EnolaGay
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でしたら、途中で退場願います
「首相そんなによくない」 安倍長官らに首相が忠告 [ 05月13日 12時04分 ]Excite エキサイト : 政治ニュース
共同通信

 小泉純一郎首相は13日午前、都内で開かれた実践倫理宏正会の創立60周年記念式典であいさつし、来賓で同席した安倍晋三官房長官、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相のポスト小泉候補3人を前に「どうして首相になりたいのか。首相はそんなにいいもんじゃない。なってみれば分かる」と“忠告”した。
 小泉政権が発足から5年以上続いたことには「わたしがまさか5年後に首相をやっているとは思っていなかったでしょう」と述べた。
 その後にあいさつした森喜朗前首相は、教育基本法改正案について「首相もいよいよ決断したので、今の国会で(成立を)お願いしたい」と今国会成立への決意を強調。少子化問題では「100万円やるからと(言って)若い人が子どもを産みますか。産むことが素晴らしいという視点に欠けている」と、政府の少子化対策に不満を示した。

国の負債を、省庁の浪費や公共事業については免責し、すべて国民や地方に押し付けて改革をなしているとのたまっているお方がはいたという、ノーテンキな台詞。

その程度の志しかないのであれば、与党の総裁になどならずさっさと立ち去ってもらいたいものだ。もしくは途中で、自分の創造力のなさに気付いて退くことも可能であったろうに。
アジアの外交を引っ掻き回し(無責任にも”北朝鮮”にもこれ以上触らず退くつもりらしい)、自衛隊を海外の危険地帯に放り出し、ODAや国連への支援金を垂れ流した挙句、常任理事国にもなれずに終わった国の首相が、さも何か大したことを成し遂げたような言葉を吐く時点で、この人の感覚がかなりおかしい事が知れようというものである。
この国は財政難で危機的状況にあるんではなかったんでしたっけ?お忘れでしょうか。
さんざ公金を投機しておいて中国や韓国との反感をそのままに常任理事国になれずにおわってなんの責任もないわけですか。気楽で結構でござんすね!!

端的にいうと、客観的に自分や自分の政党の行っていることの評価ができない指向性とでもいえばいいのか。おそらく自民党のお仲間にも同じ意見の意見の人もいると思うが、自分の興味が無いことはなにもしない(というか重要ではないと思っている)、厄介な政治家である。

・・・

解散総選挙の空騒ぎも、昨年のあの時期に国政に空白を作って大金を動かしてまで行う意義があったのか大いに疑問だ。
その結果出来上がったファシストまがいの政府もしばらくは延命するであろうし、帳尻あわせに減らした国債(そして地方から搾り取った予算も)も後の世代にのしかかる負債となるだろう。

この人の頭の中には想像すら浮かばないのであろうが、切り捨てられた地方はどんどん困窮が進み、悲惨な状況を呈しはじめている。
自助努力や自立などのもっともらしい言葉を地方に向けてくだくだ言い訳する前に、過疎・過密の進むこの国で、昨年積雪で孤立した村落があったことや、都市部で大地震があった場合に日本経済がどうなるのか想像力を働かせてみるくらいの力量はないものだろうか。
※米国や中国のような広大な大陸ではなく、たかだか小さな島国でそんな問題すら解決できないようでは、政治家としてもたかが知れているようだが。

何でもかんでも、他人に丸投げにするのは結構なのだが、あのバカボンパパにそっくりの大臣殿お一人に押し付けるのは無責任に過ぎる。
いまどき、植木等でもあるまいに。

「首相はそんなにいいもんじゃない。」
そんなことはとうに分かっている。大変な激務であり、どういう判断をしても何か批判される。
しかし、それでも自らの信念を基に最善を尽くすのが政治家に求められる役割であるし、大体上のような言葉を偉そうに言えるほどの仕事をこの人が為しただろうか。
何もかも中途半端、困難な問題を全部先送りにしておいて、人に引き継がせるこのいい加減さは、最後の最後まで”らしい”といえばそれまでだが、付き合わされる国民はたまったものではない。
by Tibbets_EnolaGay | 2006-05-14 22:19 | 世俗的なこと
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