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近頃はやりのサディズム経営者
アリさん引越社を書類送検 役員立件は見送り [ 07月31日 18時11分 ]
Excite エキサイト : 社会ニュース 共同通信 偏見的な発言であることを断っておくが、女性の経営者というのはサディストが多いのであろうか。(具体的な例は控えるが、あきらかに社員の扱いがおかしい企業のトップに女性が座っている状況を散見することが多い) また、会社などで見かける部下をねちねち苛める上司には、女性的な陰湿さを感じることが多い。先の大戦で、優良な子種は大勢が戦地で無くなったためだという、きわめて極端な意見にも一理あるのかと思わされる。 「業界内の競争に追われ、会社内部のことが見えていなかった」のであれば、会社の取締役や管理職に不適なのは自明で、事情聴取でこういう言葉が出る時点でおそらく以前から自覚があったのにもかかわらず、こういう経営を続けるように意図していたのであろう。 この運転手が正社員なのか、派遣社員なのか、アルバイトなのか分からないが、どちらにしても会社の財務状態がよくなれば、そんな下々の業務環境などは知る必要はないということだろうか。 --- 分かりきったことだが、人が会社で働くのは社会の中で生きていくためである。 だが、その会社で働くことで病気になったり、死んだり、明らかに法律や倫理を犯すような行為を強いられるのであれば、そこから退くのもひとつの手ではある。 企業は従業員が一人死のうが、逮捕されようが、いくらでも変わりを探して首を挿げ替えれば済む(例の過労死問題で裁判沙汰になっている重機メーカーも、すこし裁判費用がかさむだけで後は同じようなものだ)。 企業に食い物にされて、自分の人生が蝕まれるのであれば、企業から身を離すのもひとつの手だ。 ニートやフリーターが増加している原因はおそらくここにある。そして、マスメディアで彼らを忌み嫌う風潮が生まれているのも、企業(またその企業の資金をバックにした政府)が彼らを自分たちが暖炉で暖まるための、燃料にしたくて堪らないからだ。 彼らはしばしば、異端者とされ、社会に貢献しない穀つぶしのように扱われ、精神的な敗残者のように印象付けられる。 しかし、大局にたてば、前述のような人喰い企業から身を離す事で、自分の権利を最大限に守っているともいえる。 これは統計的にみればゲームの理論から、当然の結果である。 もちろん、企業に食い物にされることを前提にそういった仕事を身を粉にして続ける人間もいるだろう。だが、それに疲れて朽ちていくもの、身の危険を感じたり、自分がその状態では持ちこたえられないと感じて身を離すもの、と企業経営者と労働者の双方の利得は自然に平衡していくのである。 つまり、ニートやフリーターの増加は、就職難や怠け者が増えたのが原因ではなく、企業経営者自身の質の低下や、極端な営利主義が招いたことなのだ。 最近、リストラで企業経営を立て直したとTV東京などで持ち上げられている経営者などは、実は社会の不健全化に大きく貢献している。彼らはニートやフリーターを増やし、地域社会に貢献する努力を公然と行っているのだ。 前社保庁の長官の村瀬氏(前損害保険ジャパン副社長)も、数年間は手腕を評価されたが、化けの皮がはがれたではないか。(そして、ほどなく損保ジャパンも不健全な経営業務が明らかになった) いずれにせよ、目先のことばかりやっていても無駄である。 ニートやフリーター対策(なんだか差別語みたいになっているが・・・)などといって手前味噌の派遣業務などを支援したり、安倍氏のように"再チャレンジ"を謳っても、根元から腐っている木に実はならない。 そもそも"再チャレンジ"しても、同じような悪徳企業の餌食になるのでは意味がないではないか。 事ここに至っては、病巣が完全に周囲を食い荒らして本体が死んだ後で、その後に新しい体を作っていくしかない。 それはわれわれの数世代後かも知れず、その後に正常な体が再生されるかどうかは分からないが。 いずれにせよ、ニート諸兄がこんな社会が一度滅びるのを待つのは、自由であるし、それについて、メディアがどうこう意見する必要などない。
by Tibbets_EnolaGay
| 2006-08-02 08:14
| 世俗的なこと
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